札幌市の菓子メーカー「石屋製菓」は、自社の主力商品「白い恋人」の製造ラインの停止期間を3月末まで延長します。新型コロナウイルスの感染拡大で、売り上げの減少が続いているためです。
札幌市の菓子メーカー「石屋製菓」は、観光客による土産物需要が減っているなどとして、主力商品「白い恋人」を製造している札幌市西区と北広島市、2か所の工場のラインを2月20日から停止していました。
停止期間は3月15日までで、その後は製造を再開する予定でした。
ところが、外国人観光客に加えて国内の観光客向けの売り上げも大幅に落ち込んだことから、製造ラインの停止期間を3月末まで延長するということです。
会社では、今後の販売動向次第では、停止する期間をさらに延長する可能性もあるとしています。
会社では「新型コロナウイルスの影響で思った以上に販売が落ち込み、製造ラインの停止を延長せざるをえなくなった。
営業努力ではどうすることもできず、早い事態の収束を願うしかない」と話しています。
-- NHK NEWS WEB