福岡県は宗像市に実家がある30代の会社員の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
宗像市に実家がある30代の会社員の女性は海外勤務の仕事をしていて、今月中旬までイタリアに滞在し、15日に軽いせきの症状が出ました。翌16日にローマから成田空港に到着し、羽田空港を経由して福岡空港に戻り、空港からは車で実家に帰宅したということです。
女性は18日感染が確認された松山市の30代の女性と知り合いで、ローマから羽田空港までは同じ飛行機やリムジンバスに乗っていたということです。
女性は18日になってもせきが続いたため、帰国者・接触者外来を受診し、19日、検査の結果、陽性が判明して、県内の感染症指定医療機関に入院しました。熱はないものの、軽いせきが続いているということです。
これで福岡県内で感染が確認されたのは5人となりました。
-- NHK NEWS WEB