埼玉県は今月、ヨーロッパから帰国した3人を含む合わせて4人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
埼玉県によりますと、新たに感染が確認されたのは志木市の70代の男性、桶川市の50代の男性会社員、狭山市の20代の男子大学生、それに春日部市の50代の男性会社員です。
このうち志木市の70代の男性は60代の妻と共にフィンランドなどを旅行で訪れ、今月16日の帰国後にせきなどの症状が出たということです。妻も18日感染が確認されています。
桶川市の50代の男性は今月10日から仕事でスペインを訪れました。16日に帰国した際、羽田空港で受けた検査では陰性でしたが、その後、発熱やせきの症状が出て改めて検査を受けたということです。
狭山市の20代の男性は今月16日、留学先のイギリスから成田空港に向かう機内でけん怠感があったほか、その後、39度台の熱が出たということです。
一方、春日部市の50代の男性は最近の海外への渡航歴はなく、今月8日に39度の熱が出たあと、断続的に発熱を繰り返したということです。
4人の容体はいずれも安定し、県が詳しい行動などについて調べることにしています。
埼玉県内での新型コロナウイルスの感染者はこれで39人となりました。
-- NHK NEWS WEB