群馬県は、20日新たに県内に住む60代の会社員の男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。県内で感染が確認されたのは11人となりました。
群馬県によりますと、20日新たに感染が確認されたのは群馬県太田市に住む60代の会社員の男性です。
男性は今月12日に県内3例目として感染が確認された群馬県大泉町の診療所「ましも内科・胃腸科」の女性看護師と同居する夫だということです。
男性は今月18日に発熱などの症状があったため、医療機関を受診したところ肺炎と診断され、20日陽性と確認されました。
現在、容体は安定しているということです。
県内で感染が確認されたのはこれで11人となりました。
この診療所に関係する感染者は看護師や医師などを含めて8人となりました。
県は、診療所内で「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとみていて、厚生労働省の専門チーム「クラスター対策班」が調査を行っています。
20日夜、記者会見を開いた群馬県健康福祉部の武藤幸夫部長は、「引き続き、感染防止のため手洗いの徹底やせきエチケットを守るなど徹底してほしい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB