横浜市はスペインから帰国した30代の会社員の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
横浜市によりますと感染が確認されたのは、仕事の関係でスペインに在住している30代の会社員の日本人男性です。
今月8日、発熱やけん怠感などの症状が出て、スペインの医療機関を受診しましたが、感染の疑いはないと診断されたということです。しかし今月15日に会社の指示で帰国し、横浜市内の宿泊施設に滞在していたところ、けん怠感などが強まったため市内の医療機関を受診した結果、19日、感染が確認されたということです。
帰国時の飛行機や滞在先の宿泊施設では常にマスクを着用していたということで、横浜市は男性の濃厚接触者はいないとみています。
一方、横浜市はイギリスから宮崎県に帰省中に感染が確認された20代の日本人男性が、発症後にマスクを着用せず市内のバスを利用していたと明らかにしました。
具体的には今月15日に、相鉄バスの保土ケ谷区にある釜台住宅第3停留所を午前6時5分に出発した便で横浜駅まで乗車し、その後、京浜急行バスの横浜駅を午前6時40分に出発した成田空港行きの便に乗車したということです。
市は同時刻にバスを利用した人で症状があれば「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせるよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB