20日朝早く、三重県の東名阪自動車道で車から降りていた20代の男性2人が、後続の大型トラックにはねられて死亡した事故で、2人は、路上に落ちていたタイヤに車が乗り上げたため車外に出ていたことがわかりました。警察がタイヤが落下していた詳しい経緯を調べています。
20日午前4時すぎ、四日市市智積町の東名阪自動車道の上り線で、車から降りていた京都市の神職、竹山晃大さん(28)と滋賀県守山市の会社員、野玉琢真さん(29)の2人が、後続の大型トラックにはねられて死亡しました。
大型トラックは2人の車にもぶつかりましたが、47歳の運転手は命に別状はないということです。
この事故で、竹山さんと野玉さんが乗っていた車は、事故の直前、高速道路上に落ちていたトラック用のタイヤに乗り上げて動けなくなっていたことが、警察への取材でわかりました。
2人は、いったん路肩に避難したあと、車のほうへ戻ろうとしてはねられたとみられ、警察は、タイヤが高速道路上に落下していた経緯を調べるとともに、直前に現場付近を通ったトラックの特定を進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB