千葉県市川市に住む20代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは市川市に住む20代の会社員の男性です。
会社員は今月14日、37度台の熱とせきの症状が出て、翌日には熱が38度5分に上がったうえ、頭痛もするようになったため県内の医療機関を受診しました。
その後、別の病院を受診し、肺炎は見られませんでしたが症状が改善しなかったため、19日、さらに別の病院で検体を採取して20日、ウイルスへの感染が判明したということです。
その後も発熱やせき、頭痛などは続いているということですが症状は重くないということで、仕事は14日の時点から休み、それ以降、ほとんど外出していないということです。
また、感染者が相次いだ市川市内のスポーツクラブや介護事業所との関連はなかったとみられています。
発症前の2週間以内に海外渡航歴はなく、肺炎患者との明確な接触も確認されていないということで、千葉県は、家族など濃厚接触者の健康観察を行うことにしています。
千葉県内の感染者は、これで42人となります。
-- NHK NEWS WEB