新型コロナウイルスへの感染が確認されていた都内に住む80代の女性が、死亡しました。また、都内では新たに7人の感染も確認され、このうち6人は感染経路がわかっていないということです。
東京都によりますと、死亡したのは都内に住む80代の女性で、今月11日に入院し、その後、新型コロナウイルスへの感染が確認されていました。
女性は肺炎と診断され治療を受けていましたが、20日、死亡しました。女性には高血圧の基礎疾患があったということです。
都内で新型コロナウイルスへの感染が確認され死亡したのは、これで4人となりました。
また、いずれも都内に住む20代から50代の男性7人の感染が新たに確認されました。
このうち、50代の自営業の男性は、今月16日にかけてフランスとイギリスに渡航し、このうちフランスに滞在していた今月15日にせきの症状が出たということです。
都は、滞在先で感染した可能性があるとみています。
新たに感染が確認された7人のうち、この男性を除く6人は、感染経路がわかっていないということです。
6人は都内の医療機関に勤める医師や会社員、自営業などで、都は濃厚接触者がいないかどうか調べています。
これで都内で感染が確認されたのは136人となり、9人が重症となっています。
-- NHK NEWS WEB