京都市は、オランダから帰国した市内に住む50代の会社員の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、京都市内に住み今月16日にオランダから帰国した50代の会社員の女性です。
女性は京都市内の企業に勤めていて、先月26日から同僚2人とともにオランダを出張で訪れていました。
今月16日に関西空港に到着し、その2日後に発熱とせきなどの症状が出たため、20日、市内の医療機関を受診しました。
その後、医療機関から京都市に連絡があったため、女性の検体を採取して検査したところ、21日陽性が判明したということです。
女性は1人暮らしで帰国後は出勤しておらず、買い物と医療機関の受診のため外出した際には、マスクを二重にして手袋も着用していたということです。
京都市は一緒に出張していた同僚2人について濃厚接触者として調査しているほか、関西空港から京都市内まで利用したタクシーの会社にも連絡を取り、運転手の状態を聞き取っているということです。
京都府内で感染が確認された人は、合わせて23人となりました。
-- NHK NEWS WEB