埼玉県は、新型コロナウイルスの感染が確認され、治療を受けていた県内在住の患者が22日死亡したと発表しました。埼玉県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が死亡したのは初めてです。
埼玉県の大野知事は、22日夜記者会見し、新型コロナウイルスに感染し、医療機関で治療を受けていた県内在住の患者1人が死亡したと発表しました。
死亡した患者には基礎疾患があり感染が確認されたあと、医療機関に入院して治療を受けていましたが、22日死亡したということです。
21日までに県内で感染が発表されていた45人のうちの1人だということですが、亡くなった人の性別や年齢のほか居住する自治体名などは、遺族の強い意向があるとして明らかにしませんでした。
埼玉県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が死亡したのは初めてです。
埼玉県ではこのほか、蓮田市の20代の男性と春日部市の50代の女性の合わせて2人の感染が確認されました。
2人とも、すでに3人の感染が確認されている春日部市内の会社に勤めていて、検査で22日感染がわかったということです。
2人に症状はほとんどないということです。埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者はこれで51人となりました。
-- NHK NEWS WEB