山口県下関市は市内に滞在しているフィリピン人の40代の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。県内の感染確認は4人となりました。
感染が確認されたのはフィリピン人の40代の会社員の男性です。
下関市によりますと男性は今月9日にフィリピンから福岡空港経由で下関市に入ったあと、12日に38度の熱が出て、せきなどの症状も出たことから今月17日に医療機関を受診しました。
症状が改善しなかったことから21日再び受診したところ、細菌性の感染症である「マイコプラズマ肺炎」と診断されました。
その際、医師が新型コロナウイルスの検査も必要と判断し、県の環境保健センターに検体を送って検査した結果、22日、感染が確認されました。
県内での感染が確認は4人となりました。
男性の容体は安定しているということです。
また男性は福岡空港から車で下関市に入り、ホテルに滞在しながら仕事先との間を行き来していたということですが、最初に医療機関を受診した今月17日以降は仕事を休んでいたということです。
-- NHK NEWS WEB