千葉県では我孫子市と市川市の男女2人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは我孫子市に住む30代の会社員の女性と市川市に住む60代の会社役員の男性です。
このうち30代の女性は今月10日から16日にかけて仕事で西アフリカのコートジボワールに滞在し、帰国後にせきや頭痛、それに38度台の発熱の症状が出て21日、医療機関を受診し、感染が確認されました。
帰国後、女性は17日から3日間都内の会社に電車で出勤し、現在は医療機関に入院していて症状は軽いということです。
肺炎患者との明確な接触は確認されていないということです。
一方60代の男性は単身赴任先の大阪で今月17日以降、せきやけん怠感の症状が出て、19日に市川市の自宅に戻った際に熱が37度8分に上がったため医療機関を受診し、感染がわかりました。
男性は現在も38度台の熱があり、入院する予定だということです。
男性は発症前の2週間以内に海外渡航歴はなく、肺炎患者との明確な接触も確認されていないということです。
千葉県は関係する自治体と連携しながら家族など濃厚接触者の健康観察を行うことにしています。千葉県内の感染者はこれで44人となりました。
-- NHK NEWS WEB