連休明けの東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて売り買いが交錯する展開となっています。
23日の東京株式市場は、取り引き開始直後は買い注文が広がって、一時300円近く値上がりしたものの、その後は値下がりに転じる場面もありました。
日経平均株価、午前の終値は先週木曜日の終値より80円63銭高い1万6633円46銭。
東証株価指数=トピックスは、12.83下がって1270.39でした。
午前の出来高は、12億4030万株でした。
市場関係者は「株価の急落が続く中、日銀がこのところETF=上場投資信託の買い入れを増やしていることもあって、株価は一定程度下支えされているのではないか。ただ、取り引きが始まったアジア各国の株式市場では、株価が軒並み大きく下落していて、上昇幅は限られている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB