オフィス用品の通販大手、アスクルの埼玉県内にある物流倉庫で起きた火災で、アスクルの岩田彰一郎社長が現地で取材に応じ、「近隣の住民や自治体、それに、お客様や取引先にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
オフィス用品の通販大手、アスクルの埼玉県三芳町にある物流倉庫では、今月16日に火が出て燃え広がり、出火から6日がたった22日午前9時半にほぼ消し止められました。
これを受けて、アスクルの岩田彰一郎社長が22日午後、現地で取材に応じ、「近隣の住民や自治体、それに、お客様や取引先にご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
そのうえで、近隣の住民の健康不安などについて、24時間、相談を受け付ける専用ダイヤルを設置したことや、今月中にも住民を対象にした説明会を開くことを明らかにしました。
また、岩田社長は「火事の原因などを調査するための第三者委員会の設置を検討するとともに、消防や警察の調査に会社として全面的に協力したい」と述べました。
さらに、火災の影響で一部の地域で商品の配送に遅れが出ていることについて、「商品の数は足りないが、配送については今月中には正常化させたい」と答えていました。
-- NHK NEWS WEB