新型コロナウイルスの感染が拡大する中、神奈川県は県内に住む10代から70代の合わせて男女5人の感染が新たに確認されたと発表しました。
神奈川県によりますと、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、いずれも県内に住む10代の学生の女性、いずれも30代の無職と主婦の女性2人、40代の会社員の男性、それに70代の男性の合わせて5人です。
10代の感染が明らかになったのは、県内で初めてです。
このうち、30代の無職の女性は平成28年から留学目的でアメリカのニューヨーク州に滞在していて、今月16日に帰国し、その後、20日に発熱があり感染が確認されました。
また、40代の男性は外国籍で、今月10日から19日までボリビアに滞在していて、今月22日に発熱とのどの痛みを訴え、その後、感染が確認されました。
県では、この2人については海外で感染した可能性があるとしています。
症状については、70代の男性が重症ですが、ほかの4人は軽症だということです。
また、この5人について、クラスターと呼ばれる感染者の集団との接触などは確認されていないということで、県では感染経路や濃厚接触者について調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB