福岡県内で新たに3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
福岡県や福岡市によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、福岡市に住む40代の会社員の男性、飯塚市に住む30代の会社員の男性とその妻の30代の女性の合わせて3人です。
このうち、福岡市の男性は、今月15日に38度台の発熱があったため、市内の医療機関を受診しましたが、せきなどのほかの症状が無かったため、自宅での療養を指示されました。
その後も発熱が続き、18日と23日の2度、同じ医療機関を受診したところ肺炎であることが分かり、24日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。軽症だということです。
男性は、自宅と医療機関の間を同僚の運転する車で行き来し、車内では男性も同僚もマスクをしていたということですが、医療機関以外には出かけていないということです。
また、飯塚市の30代の会社員の男性は、今月13日に仕事から帰宅したあと発熱し、14日に飯塚市の病院を受診しましたが、症状が改善しないため、15日に別の病院を受診しました。
16日は熱が下がったため、マスクを着用して出勤しましたが、17日に再び発熱とせきの症状が出たため、3つ目の病院を受診して肺炎と診断されました。
そして、その日のうちに帰国者・接触者外来を受診し、24日、検査の結果、感染が確認されました。
さらに、この男性の妻の30代の女性は22日、発熱やせきなどの症状が出て、24日、感染が確認されました。
夫婦はいずれも症状は重くないということです。
夫婦には子どもが1人いて、現在、微熱があり、病院に入院しているということです。
福岡県は25日、この子どもの検査を行うとともに、ほかに濃厚接触者がいないか調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB