25日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価は1400円以上、率にして8%の大幅な上昇となりました。日経平均株価の値上がりの幅としては過去5番目の大きさとなります。
25日の東京株式市場は取り引き開始直後から全面高の展開となり、午後になって、さらに上げ幅が拡大しました。
日経平均株価、25日の終値は前日より1454円28銭高い、1万9546円63銭でした。
日経平均株価が終値で1400円以上値上がりしたのは26年2か月ぶりで、値上がりの幅としては過去5番目の大きさとなります。
東証株価指数=トピックスは91.52上がって、1424.62でした。
1日の出来高は22億8028万株でした。
株価が大きく上昇したのはアメリカ議会の与野党が巨額の経済対策で合意したと伝わったことに加えて、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まり、開催の時期をめぐる不透明感がひとまず払拭(ふっしょく)されたためです。
市場関係者は「日経平均株価は2日連続で1000円を超える大幅な値上がりとなったが新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に及ぼす影響にはなお懸念が強く、株価の先行きは依然、不透明だ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB