26日の東京株式市場は、東京都内の新型コロナウイルスの感染拡大が経済に与える影響への懸念から売り注文が膨らみ、日経平均株価は一時900円以上下落しました。
26日の東京株式市場は、取り引きが進むにつれて値下がりの幅が拡大し日経平均株価は一時900円以上、下落しました。
日経平均株価、午前の終値は、前日の終値より743円34銭安い1万8803円29銭でした。
東証株価指数=トピックスは、31.85下がって1392.77。
午前の出来高は、8億6572万株でした。
株価が大きく値下がりしているのは、都内で新型コロナウイルスの感染者が急増し、小池知事が、特に今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけたことなどで、経済に与える影響への懸念が強まっているためです。
市場関係者は「多くの企業が決算を迎える今月末を前に、感染拡大の影響で業績見通しを下方修正する企業が出始めていることも売り注文が広がる要因となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB