来年春から放送が始まるNHKの連続テレビ小説は、岐阜県と東京を舞台に、昭和から平成のおよそ半世紀を失敗を繰り返しながら明るく生き抜いていくヒロインの姿を描く、「半分、青い。」に決まりました。
脚本は、多くのドラマなどを手がけている北川悦吏子さんが担当します。
連続テレビ小説として98作目となる「半分、青い。」は、高度成長期の終わりに、岐阜県のとある町に生まれた左の耳が聞こえないヒロインの「鈴愛(すずめ)」が、上京後の挫折、離婚などを経験しながらも失敗を恐れずに明るく生き抜いていく姿を描く、現代までのおよそ半世紀の物語です。
脚本は、民放のドラマ「愛していると言ってくれ」や「ロングバケーション」などを手がけた北川悦吏子さんが担当します。22日、東京・渋谷のNHK放送センターでドラマの制作発表が行われ、出席した北川さんは「私も朝ドラも1961年に誕生した同い年で、やっと巡り合えたと感じています。これほど長い物語を書くのは初めてで、自分の人生を生き直すような気持ちで書いています。つい料理の手が止まったり、学校や会社に遅刻しちゃったりする、そんなドラマになってほしい」と話していました。
ヒロインは今後、オーディションで決めることになっています。
連続テレビ小説「半分、青い。」は、ことしの秋から撮影が始まり、来年4月2日から半年間放送される予定です。
-- NHK NEWS WEB