都内の食品スーパーでは週末の外出を控えようと、食料品などを買い急ぐ人の姿も見られました。品切れを防ぐため、店では一部の商品については数量を制限して販売していますが、在庫は十分にあるため冷静な対応を呼びかけています。
東京足立区のスーパーは、平日の午前中は比較的、客足が少ないということですが、26日は午前中から食料品などを買い求める人たちが相次いで訪れ、レジには行列ができていました。
特に、カップめんやパスタなどを買い求める人が多いということで、店では、品切れを防ぐため一部の食料品については、数量を制限して販売しています。
ただ、スーパーでは、食料品などの商品の在庫を多いもので通常の5倍程度に増やしているということで、店内の放送で「不要のまとめ買いは控えるようお願いします」というアナウンスを流し、冷静な対応を呼びかけていました。
買い物に来た家族7人で暮らしているという40代の女性は、「家族が多く外出が難しくなると困るので保存できるものを買いに来ました。買いだめが起きると不安になってしまいます」と話していました。
50代の会社員の男性は「週末に向けて1日2食分ほどの食料品を買いましたが、買い物は必要最低限に抑えようと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB