福岡県で3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
福岡県内で感染が確認されたのは、いずれも福岡市に住む50代の会社員の男性と20代の無職の男性、それに、糟屋郡に住む30代の会社員の男性です。
このうち、福岡市東区の50代の会社員の男性は、今月18日に38度台の発熱やけん怠感が出て、その後も症状が続いたため、検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
市は家族2人を濃厚接触者とみて、27日以降、検査することにしています。
また、男性は、発症後の18日と19日、それに23日に出勤したということで、市は勤務先にも濃厚接触者がいないか調べています。
福岡市城南区の20代の無職の男性は、今月21日に39度台の発熱が出て、23日には熱が下がりましたが、翌24日に再び発熱し、検査の結果、感染が確認されました。
市は家族3人を濃厚接触者とみて、27日以降、検査することにしています。
市によりますと、男性は発症後、持病の治療で通院する以外、外出しなかったということです。
糟屋郡の30代の男性は、旅行で今月13日からスペインを、17日にはイギリスを訪れたあと、翌18日に福岡空港に戻り、バスで帰宅しました。
24日に38度の熱が出て発熱が続いたため、検査の結果、感染が確認されました。せきや肺炎の症状はなく軽症だということです。
男性は、帰国後、会社から自宅待機を指示されて、ほとんど自宅で過ごしていたということで、県は男性が海外で感染したとみています。
県は、男性と同居している家族5人の検査を27日に行うことにしています。
-- NHK NEWS WEB