福岡県内で、新たに4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
感染が確認されたのは、宗像市に住む40代の会社員の男性と、いずれも福岡市に住む40代の会社員の男性、20代の会社員の男性、同じく20代の会社員の男性の合わせて4人です。
このうち、宗像市に住む40代の会社員の男性は今月23日、仕事から帰宅後に頭痛や食欲不振があり、翌日の24日に37度8分の熱が出て、その後も熱が続き、検査の結果、感染が確認されました。熱は下がり、軽症だということです。
男性は1人暮らしで、発熱後は自宅で療養を続けていたということで県は濃厚接触者はいないとみています。
一方、男性に最近の海外渡航歴は無く、市外の勤務先には自家用車で通勤していたということで、県は男性の感染経路はわからないとしています。
福岡市南区の40代の会社員の男性は、今月20日に37度台の熱が出ました。その後も熱が続いたため、2か所の医療機関を受診し、27日、医師が保健所に連絡して検査を受けた結果、感染が確認されました。
男性は通院以外は自宅で療養していたということで、市は医療機関に濃厚接触者がいないか調べています。男性の感染経路はわかっていません。
福岡市城南区の20代の会社員の男性は26日、感染が確認された20代の無職の男性の兄で、今月13日にせきやけん怠感が出て、一時、38度台の熱もありましたが、24日には熱が下がりました。弟の感染確認を受けて27日、検査を受けた結果、感染が確認されました。
この男性は今月17日と24日、それに26日、出勤していて、市は濃厚接触者がいないか調べています。
福岡市博多区の20代の会社員の男性は語学研修のため、去年の年末からアメリカに滞在し、今月20日に帰国して福岡市に戻ったあと自宅待機していました。
帰国翌日の21日から39度の熱が出るなどしたため、検査した結果、感染が確認されました。
男性は1人暮らしで、帰国後は23日に買い物をしたほかは外出していないということで、市は濃厚接触者はいないとみています。
-- NHK NEWS WEB