福井県は、福井市に住む50代の男性と越前市に住む50代の男性の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。福井県内で感染が確認されたのは、合わせて9人となりました。
感染が確認されたのは、福井市に住む50代の会社員の男性と越前市に住む50代の会社員の男性の合わせて2人です。
福井県によりますと、このうち越前市の男性は今月22日に39度の高熱と全身のけん怠感があったため、翌日の23日に医療機関を受診し、27日、ウイルス検査を受けて感染が確認されたということです。
男性は基礎疾患があり、せきや呼吸困難などの症状があって集中治療室に入っているということで、福井県は「軽い症状ではない」と説明しています。
また、福井市の男性も27日、感染が確認されたということですが、今のところ症状は軽いということです。
福井県によりますと、2人はいずれも発症前2週間の県外への滞在歴はなく、これまで県内で確認された患者との接点も確認されていないということです。
これで福井県内で感染が確認されたのは合わせて9人となり、福井県は、県内で感染経路が不明な感染者が相次いでいることから、厚生労働省に「クラスター対策班」の派遣を要請しました。
-- NHK NEWS WEB