アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利してから長期金利が上昇しているため、大手生命保険会社の第一生命ホールディングスは、金利の低下を理由に停止していた一部の保険商品の販売を来月から再開することになりました。
来月から販売を再開するのは、第一生命ホールディングスの子会社が銀行の窓口などで販売する、円建ての一時払い定額終身保険です。
この会社では、日銀のマイナス金利政策の影響で資金の運用が難しくなったとして、ことし3月からこの保険商品の販売を停止していました。しかし、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利してから、政策への期待などを背景にアメリカの長期金利が上昇し、これにつられる形で日本の長期金利も上昇傾向にあることから、一定の運用利回りが確保できると判断し、販売を再開することになりました。
マイナス金利政策の導入以降、大手生命保険会社の間では、貯蓄性の高い商品の販売を停止する動きが相次ぎ、個人の資産運用にも影響を及ぼしましたが、長期金利の上昇に伴って、こうした保険商品の販売再開の動きが広がるか、注目されます。
-- NHK NEWS WEB