オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県内の物流倉庫で起きた火災で、これまでの消火作業の中で、空の段ボールが積まれていた1階の北西側にある部屋の燃え方が激しいことが確認されたということです。消防は、この付近が出火場所ではないかと見て、今後、警察と合同で検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。
オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫では、今月16日に火が出て燃え広がり、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けました。
火は、出火から6日がたった22日午前9時半にほぼ消し止められましたが、完全に消し止めるためには、さらに数日かかる見込みで、消防が消火活動を続けています。
消防によりますと、出火当時会社からは「1階の段ボールから火が出た」と通報があったほか、これまでの消火作業の中で、1階の北西側にある部屋の付近の燃え方が激しかったことが確認されたということです。この部屋には、使用済みの空の段ボールが大量に積み上げられていたということです。
消防は、この付近が出火場所ではないかと見て、今後、警察と合同で現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB