福岡県などは、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。福岡県の小川知事は、臨時の記者会見を開き、28日夜から29日にかけて不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
福岡県内で新たに感染が確認されたのは、いずれも福岡市内に住む、30代の自営業の男性、30代の男性、60代の会社員の男性、70代の自営業の男性の4人と、北九州市に住む50代の自営業の女性、筑後市に住む20代の女子大学生です。
福岡県内で初めて感染が確認されたのは先月20日の60代の夫婦で、その後、今月1日、17日、19日、23日にそれぞれ1人の感染が確認されました。
そして今月24日には男女合わせて3人の感染が確認され、
26日は3人、27日は4人、28日は6人の感染が確認されました。
これで福岡県内で感染が確認されたのは合わせて22人となり、このうち16人がこの5日間に集中しています。
感染が相次いでいることを受けて、小川知事は28日夜、臨時の記者会見を開き、「今週に入って、1日あたりの件数が日々記録を更新している。全県域で広がってきている。人混みを避けるなど、不要不急の外出を避けるようお願いしたい」と述べ、28日夜から29日にかけて不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
-- NHK NEWS WEB