青森県は、東京に住む30代の会社員の女性1人が、帰省先の八戸市で新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。青森県内で感染が確認されたのは7人となりました。
青森県と八戸市によりますと、新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたのは、八戸市の実家に帰省していた東京に住む30代の会社員の女性1人です。
女性は今月23日から発熱やせきなどの症状が出始めたということで、25日に東北新幹線で東京駅から八戸駅まで移動しました。
利用した新幹線は、午後7時20分東京駅発の「はやぶさ43号」で、座席は6号車の12番A席で、八戸駅からはタクシーで実家へ移動したということです。
女性は実家へ帰った後も、発熱やせきなどの症状があったことから、27日、八戸市内にある感染症の指定医療機関を受診し、28日夜、ウイルス検査で感染が確認されたということです。現在、女性は入院していて、容体は安定しているということです。
濃厚接触者は、八戸市内に住む母と東京に住む夫の2人で、母親は今のところ症状は出ておらず、市は29日、母親のウイルス検査を行うことにしています。
青森県内で感染が確認されたのは7人となりました。
-- NHK NEWS WEB