「忍者の里」として知られる三重県伊賀市は、2月22日、「にんにんにん」の語呂にあわせ、「忍者市」の宣言を行いました。
三重県伊賀市は伊賀流忍者の発祥の地とされ、忍者をテーマにしたまちづくりを進めています。
2月22日にあわせ、忍者の衣装を着た岡本栄市長が市議会で、「忍者を生かした観光誘客やまちづくりを行うことを目指します」と述べ「忍者市」の宣言を行いました。
宣言の決議案は、同じように忍者姿をした議員が、全会一致で可決しました。「忍者市」の宣言は忍者をテーマに観光客を呼び込もうとしているほかの地域との差別化を図る狙いがあるということです。
岡本市長は「伊賀は忍者の聖地で、伊賀に来なければ忍者を語ることができないという気持ちをこめて宣言した」と話しています。伊賀市は、今後、航空会社の国際線の機内や、東京や名古屋など新幹線の主要な駅で伊賀の忍者を紹介する映像を流すなどしてPRを強化することにしています。
-- NHK NEWS WEB