群馬県は28日夜、県内に住む3人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。これで、県内で感染が確認された人は、合わせて18人となりました。
群馬県によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも富岡市に住む50代の女性会社員2人と、高齢者や障害者のための福祉事業所に勤める玉村町の50代の男性従業員の合わせて3人です。
このうち、女性会社員の1人は今月12日から発熱やせきなどの症状が続き、翌日から自宅で療養していましたが、検査の結果、感染が確認されたということです。
また、この女性とは別の会社に勤めるもう1人の女性は、今月23日にせきやのどの痛みの症状が出て、翌日仕事を休みましたが、それより前の今月20日に一緒に食事をした知人が、ほかの県で新型コロナウイルスの感染が確認されたため、検査したところ、陽性だったということです。
そして、福祉事業所の男性従業員は、今月23日から、せきや発熱、それに味覚や嗅覚の低下などの症状を訴え、検査で感染が確認されたということです。
3人はいずれも基礎疾患がありますが、容体は安定しているということで、県は、3人の感染経路や濃厚接触者などの調査を進めています。
これで県内で感染が明らかになった人は18人となり、このうち1人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB