千葉県内で、20代の保育士など5人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、
▽八街市に住む20代の保育士の女性、
▽市川市に住む50代の客室乗務員の女性、
▽習志野市に住む50代の会社員の男性、
▽佐倉市に住む30代のアルバイトの男性、
▽山武市に住む60代の会社員の女性、の合わせて5人です。
八街市の保育士の女性は、今月上旬にせきが出始め、症状が改善しなかったことから病院を受診し、ウイルス検査を受けたところ感染が確認されました。
千葉市内の保育園に勤めていますが、発熱の症状がなかったことから27日まで平日はほぼ毎日、フルタイムで出勤していたということです。
感染経路はわかっておらず、現在、せきとのどの痛みなどの症状があるということです。
市川市の女性は国際線の客室乗務員で、今月25日にせきとけん怠感が出て27日に医療機関を受診し、28日感染が確認されたもので、今月2回にわたり業務でフランスに渡航し、現在も38度台の熱があるということです。
残りの3人はいずれも、これまでに感染が確認された人たちと同居している家族や飲食店で接客するなど接触があった人たちでした。
千葉県内で感染が確認されたのは、東庄町の障害者福祉施設の職員や利用者58人を含め、これで合わせて130人で、このうち1人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB