29日、福岡県内で新たに4人の感染が確認され、福岡県内で感染が確認された人は、合わせて26人になりました。
福岡県内で新たに感染が確認されたのは、いずれも福岡市に住む30代の自営業の男性、50代の自営業の女性、60代の無職の男性の3人と、宗像市に住む20代の無職の男性です。
このうち、福岡市南区の30代の自営業の男性は、今月21日から38度台の発熱があり、その後も症状が続いたため、検査した結果、感染が確認されました。
市は、同居している妻が濃厚接触者にあたるとして、30日以降、検査を行うことにしています。
また、男性は発症後、自宅と事業所を行き来していて、市は濃厚接触者がいないか調べています。
福岡市中央区の50代の自営業の女性は、今月24日に38度台の発熱があり、その後も発熱が続いたため、検査した結果、感染が確認されました。
市は同居の家族などに濃厚接触者がいないか調べています。福岡市博多区の60代の無職の男性は、今月8日からタイに滞在し、今月25日に帰国して福岡空港に到着し、地下鉄で帰宅しました。
翌26日に38度台の発熱があり、その後も症状が続いたため、検査した結果、感染が確認されました。
男性は発症後、散歩と医療機関の受診のほかに外出しておらず、外出時もマスクを着用していたということで、市は濃厚接触者はいないとみています。
宗像市に住む20代の無職の男性は27日、感染が確認された40代の会社員の男性の息子で、同居しています。
今月22日から広島市内の友人宅に滞在し、翌23日に37度台の発熱とけん怠感が出たため、広島市内の医療機関を受診しました。
その後、いったん熱は下がりましたが、27日父親の感染が確認されたため、28日、新幹線などを使って宗像市内の自宅に戻り、29日検査を受けた結果、感染が確認されました。
現在、症状はないということで、広島市内の友人が濃厚接触者とみられています。
これで、福岡県内で感染が確認された人は26人となりました。
-- NHK NEWS WEB