福島県は、福島市に住む70代の男性と、仙台市から福島市に帰省した20代の女性が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
福島県によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、福島市に住む会社員の70代の男性と、仙台市から福島市に帰省していたサービス業の20代の女性の2人です。
このうち70代の男性は、3月23日から下痢の症状があったほか、3月26日には発熱し、その後、軽いせきやたんが出て27日と30日の2回、医療機関を受診していたということです。
20代の女性は3月25日に熱っぽさと体のだるさを感じ、電車で福島市の実家に帰省したあとの27日に発熱し、息苦しさや軽く胸が痛む症状があり、28日に医療機関を受診したということです。また帰省前の3月23日には、東京に行ったということです。
2人に接点はなく、2週間以内の海外渡航歴はありません。
いずれも感染経路はわかっておらず、31日に入院する予定ですが現時点では軽症だということです。
福島県は福島市と連携し、感染経路や濃厚接触者の確認を進めることにしています。
県内で感染が確認された人は、これで4人となりました。
-- NHK NEWS WEB