茨城県は、新たに県内で男女4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。このうち3人はすでに2人の感染者が確認されているつくば市にある介護施設の職員と入所者だということで、県は感染者の集団=クラスターが発生した可能性が高いとして、さらに詳しく調べています。
茨城県によりますと、新たに感染が確認された人のうち3人は、すでに職員と入所者の感染が確認されている、つくば市の介護老人保健施設、「アレーテル・つくば」の関係者だということです。
このうち、入所者でつくば市の80代の男性と桜川市の70代の男性は、発熱の症状があるものの症状は軽いということです。また、この施設で働くつくば市の20代の女性の感染も確認されました。茨城県は感染者の集団「クラスター」が発生している可能性が高いとして、さらに詳しく調べることにしています。
一方、感染が確認された都内に住む20代の会社員の男性は、今月25日に県内の実家に帰省したあと、発熱などの症状が出たということです。男性の症状は軽いものの今後、入院する予定だということです。
これで茨城県内で感染が確認された人は合わせて24人になりました。
-- NHK NEWS WEB