福井県は先月27日に、新型コロナウイルスへの感染が確認された、越前市の50代の男性会社員が死亡したと発表しました。また、県内で新たに9人の感染が確認され、福井県での感染確認は合わせて30人になりました。
死亡したのは、越前市の50代の会社員の男性です。
県によりますと男性は先月22日に39度の発熱と全身のけん怠感があり、症状が続いたため医療機関を受診し、先月27日に感染が確認され入院して治療を受けていました。
男性には基礎疾患があり、呼吸困難の症状がみられるなど症状が重く、集中治療室で人工呼吸器を装着していましたが、その後、症状がさらに悪化し重体となっていて、1日夜、死亡したということです。
福井県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が死亡したのは初めてです。
また、福井県は福井市や越前市に住む20代から70代の男女9人の、新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたと発表しました。
福井県での感染確認は合わせて30人になりました。
-- NHK NEWS WEB