22日夜、熊本市で、住宅街を走る2両編成の電車が駅を出発した直後に脱線しました。乗客およそ50人にけがはなく、会社が原因を調べています。
22日午後9時半ごろ、熊本市中央区坪井の住宅街で、熊本電鉄の2両編成の電車が藤崎宮前駅を出発したあと、およそ100メートル先の踏切付近を走行中に脱線しました。
電車は、前の車両が沿線の建物の近くで止まり、さらに後ろの車両が踏切をふさいで止まりました。乗客およそ50人と運転士にけがはなく、乗客は会社が用意したバスに乗り換えて目的地に向かいました。
警察によりますと、運転士は「駅を出発した直後に違和感を感じて、ブレーキをかけたところ、衝撃があって脱線した」と話しているということです。
会社が原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB