新型コロナウイルスの感染拡大で自動車の需要が落ち込んでいることから、三菱自動車工業は、生産調整を拡大することを決め、すべての国内工場での車の生産が今月、一時的に停止することになりました。
三菱自動車によりますと、一時停止するのは、岡山県倉敷市にある水島製作所のSUV=多目的スポーツ車などの生産ラインと、愛知県岡崎市の岡崎製作所と岐阜県坂祝町にある子会社の工場です。
新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な自動車の需要の落ち込みが要因で、今月6日以降、6日間から13日間、生産を止めるということです。
三菱自動車は、すでに水島製作所の別の生産ラインを止めていて、生産調整の拡大により、車を生産するすべての国内工場が一時的に停止することになります。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、自動車メーカー8社すべてが国内生産の一部、またはすべてを一時的に止める事態になっていて、影響が深刻になっています。
-- NHK NEWS WEB