千葉県は、20代から60代までの男女3人と東庄町の障害者福祉施設の関係者2人の合わせて5人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは千葉県の流山市に住む40代の会社員の男性、印西市に住む60代の無職の女性、佐倉市に住む20代の会社員の男性、それに集団感染が確認された東庄町の障害者福祉施設、「北総育成園」の利用者の家族の60代の女性と、利用者が通っていた香取市にある別の障害者福祉施設に通所している40代の男性の合わせて5人です。
千葉県によりますと、このうち印西市の女性は3月25日に38度の熱が出たため医療機関を受診しましたが、その後39度まで上がったため、別の医療機関を受診しウイルス検査を行った結果、1日感染が確認されたということです。
女性は肺炎と診断され、今後入院する予定だということです。また、3人に海外渡航歴はなく感染経路は現時点で分かっていないということで、千葉県が調査を進めています。
一方、障害者福祉施設の関係者2人については利用者や職員の家族などの行動歴を調査したところ、接触が確認されたため検査したところ感染が確認されました。
これで千葉県内で感染が確認された人は190人となりました。
-- NHK NEWS WEB