千葉県は10代から60代までの男性8人と、集団感染が確認された東庄町の障害者福祉施設の関係者3人の合わせて11人について、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、市川市に住む10代の男子学生、浦安市に住む40代の会社員の男性、松戸市に住む50代の会社員の男性と同じ職場に勤める30代の会社員の男性、印旛郡に住む20代の男子大学生2人、長生郡に住む20代の男性、南房総市に住む60代の自営業の男性、それに集団感染が確認された東庄町の障害者福祉施設「北総育成園」の入所者の40代男性、香取郡に住む30代の男性職員、茨城県に住む50代の男性職員の合わせて11人です。
千葉県によりますと、このうち市川市の男子学生はニュージーランドから、先月28日に帰国したあと38度5分の熱が出たため医療機関を受診し、検査の結果、1日、感染が確認されたということです。現在は熱は下がり症状は落ち着いているということです。
また、印旛郡の大学生の2人は先月27日に愛知県で行われた剣道の大会に参加していて、愛知県でもこの大会の参加者の感染が確認されているということです。
このほか、障害者福祉施設の入所者ら3人は先月末に行った検査では陰性でしたが、その後、症状が出るなどして再検査したところ感染が確認されたということです。
千葉県内では3日、このほかにも千葉市と柏市、船橋市で合わせて9人の感染が確認されています。
-- NHK NEWS WEB