首都圏の主なスーパーのほとんどが、この土日も営業を続けていますが、東京都などが不要不急の外出を控えるよう呼びかけていることから、各スーパーでは自宅で過ごす人向けに、ふだんより食料品の入荷を増やすなどの対応をとっています。
このうち、東京 江戸川区のスーパーは、米やパンのほか冷凍食品やカップめんなどの食料品をふだんより10%ほど多く用意したということで、店員が商品棚に食料品を手際よく補充していました。
4日の来店客数は、ふだんより20%ほど多いということで、店では外出を控えて自宅で過ごす人が増えたことで食料品の需要が高まったためとみています。
このスーパーを経営する会社は、江戸川区と千葉県内に合わせて16店舗を展開していますが、食料品のほとんどは安定的に入荷できているとしています。
70代の女性客は「品ぞろえや商品の数は十分だった。買いだめしようという気があまりないので、これだけ商品があれば十分だと思います」と話していました。
ヤマイチ一之江駅前店の武田哲哉店長は「先週末ごろまでは買いだめが見られたが、今週になって落ち着いてきている。商品はほぼ問題なく入ってきているので、ぜひ安心して必要な分だけ買っていただければありがたいです」と話しています。
-- NHK NEWS WEB