相模原市は、北里大学病院に勤務する医師や市の消防隊員など男女4人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
相模原市によりますと、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、北里大学病院の30代の医師の男性、40代の会社員の男性、すでに感染が確認されている男性の妻で、会社員の20代の女性、それに市の消防局に勤める50代の消防隊員の男性です。
このうち、北里大学病院の医師は先月27日にのどに違和感があり、検査を受けたところ、感染が確認されました。
この病院では3日、20代の看護師の女性の感染が確認されていて、市が接触のあった入院患者や職員などおよそ60人を対象に検査を進めていますが、この医師は、看護師と接点はなく、検査の対象ではなかったということです。
看護師、医師ともに感染経路は分かっていないということで市は、この医師と接触した患者や職員にも対象を広げ検査を進めることにしています。
また、50代の消防隊員の男性は、相模原消防署に所属していて、先月29日の当直勤務中に発熱の症状が出たため検査を受けたところ感染が分かったということです。
市は、この日に勤務した同僚の隊員など28人を自宅待機にしていますが、消防活動に影響はないとしています。
-- NHK NEWS WEB