横浜市は、横浜市立市民病院の20代の研修医の男性など、合わせて5人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
横浜市によりますと、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、横浜市立市民病院の20代の研修医の男性のほか、40代の男性、60代の会社員の男性、すでに感染が確認されている女性の母親で、無職の60代女性、それに70代の会社員の男性の合わせて5人です。
横浜市立市民病院は感染症指定医療機関で、すでに20代の研修医の女性の感染が確認されていて、この女性研修医と接触があった指導担当の医師4人や研修医45人全員を検査をしたところ3日、20代の研修医の男性の感染が確認されたということです。
一方、指導担当の医師やほかの研修医はすべて陰性だったということです。
研修医の男性には特に症状はないということで、病院はこの研修医の診察を受けた患者1人、また一緒に食事をした医師など6人の検査を進めています。
また60代の男性は先月29日、発熱などの症状が出たあと、翌日30日の朝にJR東海道線や東急東横線を利用して移動したということです。
男性はマスクをしていたかどうか覚えていないと話していて、市では改めてマスクの着用を呼びかけるとともに、発熱などの症状が出た場合には外出を控えて専用の相談窓口に連絡するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB