千葉県は30代から70代までの男女9人と集団感染が起きている東庄町の障害者福祉施設、「北総育成園」の関係者で幼児を含む5人の合わせて14人について、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは佐倉市の60代の夫婦、白井市の60代の夫婦、市川市の30代と40代の男性会社員、八千代市の50代の男性会社員、松戸市の60代の男性会社員、野田市の70代の男性会社員、それに集団感染が起きている東庄町の障害者福祉施設「北総育成園」のショートステイを利用している香取市の20代の女性、それに通所利用者の家族で香取郡の70代男性、職員の家族で香取郡の60代男性と6歳以下の未就学の男の子、それに40代の男性の合わせて14人です。
このうち野田市の70代の男性は先月22日にせきなどの症状が出る前日、多数の患者などが感染し院内感染が疑われている東京・台東区の永寿総合病院の外来を受診していました。
男性には基礎疾患があり現在入院中で肺炎の治療を行っていますが、人工呼吸器を使っていて重症だということです。
また東庄町の「北総育成園」の関係者のうち幼児の男の子と60代の男性の2人はすでに感染がわかっている30代の女性職員の家族で、職員に症状はありませんが、すでにほかの家族1人の感染も判明しています。
男の子は濃厚接触者として1度検査を受け、陰性でしたが、2日、37度9分の熱が出たため改めてウイルス検査を受けたところ感染が確認されました。
4日県内ではこのほか千葉市と船橋市、柏市で合わせて11人の感染が確認されています。これで千葉県内で感染が確認された人は235人となりこのうち1人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB