高知県と高知市は、県内で新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち6人がこれまでに感染が確認されている人の濃厚接触者だということで、これで高知県内での感染確認は33人となりました。
新たに感染が確認されたのは、
▽高知市に住む10代から70代までの女性6人と、
高知県西部の幡多福祉保健所管内に住む40代の女性の、合わせて7人です。
このうち高知市の60代の女性は先月21日、これまでに感染が確認されている4人と一緒にカラオケをしていたため検査したところ、4日新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
高知市の10代から70代までの女性4人は、4日感染が確認された70代の男性の親族で、いずれも軽症だということです。
大手コンビニのファミリーマートは、ホームページでこのうち3人が、高知市の「ファミリーマート春野町西分店」の店長と従業員だと明らかにしました。
高知市によりますと、3人はマスクをして勤務していたことなどから、コンビニの利用客で濃厚接触者にあたる人はいないと判断しているということです。この店は、きょう昼前から一時休業しています。
幡多福祉保健所管内に住む40代の女性は、今月2日に感染が確認された40代の男性と同じ法事に参加していました。
一時、発熱などの症状があったものの、現在は落ち着いているということです。
このほか高知市の居酒屋に勤務する30代の女性は、先月25日以降、発熱が続き、3日医療機関を受診したところ肺炎の症状が見られたことから検査した結果、5日感染が確認されました。
これまでのところ感染経路は分かっていません。
女性は先月末以降は居酒屋で勤務していないということです。
これで高知県内で感染が確認されたのは33人となりました。
-- NHK NEWS WEB