熊本県は、阿蘇保健所管内に住む50代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。これで、熊本県内で感染が確認されたのは20人となりました。
新たに感染が確認されたのは、阿蘇保健所管内に住む50代の会社員の女性です。
この女性は今月1日になってせきや発熱の症状が出て、4日に医療機関を受診したところ肺に異常が見られたため、帰国者・接触者外来のある熊本市内の医療機関に緊急搬送されて入院し、検査の結果、5日、感染が確認されました。女性は軽症で会話ができる状態だということです。
また女性には過去2週間に海外渡航歴はなく、県は感染経路について調査を進めていて、今後、濃厚接触者やこれまでの行動を調べて、6日改めて詳細を発表するとしています。
これで熊本県内で感染が確認されたのは20人となりました。
熊本県の蒲島知事は県庁で開いた会見で、「自分も感染しているかもしれないという前提で、周りの人を守る行動をとってほしい」と呼びかけました。
-- NHK NEWS WEB