山口県は、周南市や下松市に住む30代から50代の男女4人が、新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。
4人は4日に感染が確認された会社員の同僚や知人で、県は「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した可能性が高いとみて、ほかの従業員などの検査を急ぐことにしています。
新型コロナウイルスの感染が5日確認されたのは、
▽周南市に住む30代と40代の男性2人と、
▽下松市に住む40代の男性と50代の女性の合わせて4人です。
このうち周南市の男性2人は、4日に感染が確認された下松市の会社員の同僚で、先月25日、一緒に大阪へ日帰りで出張したということです。また、下松市の女性も会社員の同僚で、下松市の男性は会社員の知人で仕事上のつきあいがあり、先月29日には、一緒にゴルフをしたということです。
4人のうち会社員の同僚の男女3人は一時、38度から39度の発熱があり、残る男性1人は味覚に異常を感じたということですが、5日の時点で容体は安定しているということです。
県は職場を通じて「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した可能性が高いとみて、ほかの従業員などの検査を急ぐことにしています。
山口県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は12人になりました。
-- NHK NEWS WEB