仙台市内に住む20代の外国籍の男性と50代の女性の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
宮城県内で感染が確認されたのは8日連続で、これで23人となりました。
新たに感染が確認されたのはいずれも仙台市内に住む20代の外国籍の男子学生と50代の会社員の女性の合わせて2人です。
このうち20代の男子学生は先月27日、すでに感染が確認された20代の外国籍の男性の自宅で合わせて8人で飲食していたということです。その後、先月31日にけん怠感や熱の症状が出て、今月4日、帰国者・接触者外来を受診したところ、5日、感染が確認されたということです。
先に感染が確認された20代の外国籍の男性は、先月20日と21日に仙台市が「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したと判断した、仙台市青葉区の「HUB仙台一番町四丁目店」を利用していたということです。
また、仙台市内に住む50代の会社員の女性は、先月28日からせきや発熱、息切れなどの症状が出て、複数の医療機関を受診し、いったん熱は下がりました。しかし今月3日になって発熱や息苦しさなどが出て4日、受診した医療機関の医師が帰国者・接触者相談センターに相談し、5日、感染が確認されたということです。
仙台市によりますといずれも重篤な状況ではないということです。
また2人は、発症前2週間の海外渡航歴はないということで市は、それぞれの行動や濃厚接触者などについて詳しく調べることにしています。
宮城県内で感染が確認されたのは8日連続でこれで23人となりました。
-- NHK NEWS WEB