千葉県は、20代から50代までの男女8人と集団感染が確認された東庄町の障害者福祉施設「北総育成園」の関係者3人の合わせて11人について、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。千葉県内では、このほか千葉市と船橋市で合わせて7人の感染が確認されています。
新たに感染が確認されたのは、市川市に住む30代の会社員の男性2人と30代の自営業の男性、浦安市に住む50代の自営業の男性、20代の会社員の男性、白井市に住む50代と40代の会社員の夫婦、旭市に住む20代の無職の男性、それに集団感染が起きている東庄町の障害者福祉施設「北総育成園」の旭市に住む60代の女性職員、職員の家族で東庄町に住む小学生の女の子と50代の女性の合わせて11人です。
このうち浦安市の20代の男性は先月22日に38度台の熱が出たほか味覚や臭覚の異常、けん怠感などが出ましたが、翌日には熱が下がったためその後4日間、勤務する都内の飲食店に出勤していたということです。
その後も症状が続くため医療機関を受診してウイルス検査を受けたところ4日感染が確認されました。
また東庄町の「北総育成園」の関係者のうち小学生の女の子と50代の女性はすでに感染がわかっている30代の女性職員の家族で、女の子はのどの痛みを訴えていますが、症状は安定しているということです。
この家族はこれまで合わせて6人の感染が確認されています。
6日、千葉県内では、このほか千葉市と船橋市で合わせて7人の感染が確認されています。これで千葉県内で感染が確認された人は278人となり、このうち1人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB