仙台市内に住む、30代の会社員の男性2人と、40代の看護師の女性1人の合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。宮城県内で感染が確認された人はこれで26人となりました。
仙台市によりますと、30代の会社員の男性は先月26日以降、発熱や頭痛などの症状が出て、今月3日までに3度、医療機関を訪れた結果、肺炎の症状が確認され、6日、感染が確認されました。
別の30代の会社員の男性は先月31日、東京都から仙台市へ転居し、今月2日に発熱などの症状が出ました。
5日には39度7分の熱が出て呼吸困難となり、相談センターに相談しているさなかに症状が悪化し、医療機関に救急搬送され、6日、感染が確認されました。
40代の女性は仙台市宮城野区の特別養護老人ホーム「ハートケア鶴ヶ谷」に勤務する看護師で、今月2日、発熱やせき、けん怠感の症状が出て、6日、感染が確認されました。
女性は症状が出た今月2日以降、施設に勤務しておらず、また施設では職員の検温や手洗い、マスク着用などの対策を取っていたことから、仙台市は今のところ施設内に濃厚接触者はいないとしています。
3人はいずれも重篤な状況ではないということです。
3人に発症前2週間の海外渡航歴はなく感染経路はわかっていないということで、仙台市は行動などを詳しく調べることにしています。
宮城県内で感染が確認されたのは9日連続で、これで26人となりました。
-- NHK NEWS WEB