大手不動産会社の三菱地所は、「丸ビル」や「新丸ビル」などに入るテナントのうち、売り上げが大きく落ち込んでいる店舗の賃料の支払いを猶予するなどの対応を取ることにしています。
三菱地所は東京 千代田区にある「丸ビル」や「新丸ビル」を所有し、これらのビルのオフィス以外のフロアは飲食店やショップなどが入っています。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で平日はこうした店舗の営業時間を短縮し、週末は臨時休業とする措置を取っているため、売り上げが落ち込むなどの影響が出ているということです。
このため会社は、賃料の支払いが困難になっている店舗を対象に支払いを一定期間猶予するなど、売り上げが落ち込んだ店舗の経営を支援することにしました。
テナントの賃料の扱いをめぐっては、流通大手のイオンやJR東日本系列のルミネも売り上げが落ち込んだ店舗を対象に、契約内容に応じて賃料を減額する対応を取っています。
-- NHK NEWS WEB