緊急事態宣言が行われても首都圏の主なスーパーは原則として営業を続けることにしています。7日、東京のスーパーでは特に混乱などもなく訪れた人たちはふだんどおりに買い物をしていました。
東京、神奈川、埼玉、千葉で120店舗余りを展開するスーパーチェーン「オーケー」は、緊急事態宣言が出た後も通常どおり営業する方針です。
東京 台東区の店舗では、特に混乱もなく訪れた人たちが落ち着いたようすで買い物をしていました。
この店舗では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、窓を開けて換気をよくしていることに加え、混雑でレジ待ちの客が一定の数を上回った場合、売り場に入る人数を制限することも検討しています。
60代の男性客は「食料品は慌てて買う必要がないと聞いているので、まとめ買いはせず、必要なものだけ買いました」と話していました。
このチェーンによりますと3月、学校の休校や在宅勤務の企業が増えた影響で、スーパーでは自宅で手軽に調理できる食料品の需要が高まり、去年に比べて、▽パスタが3.5倍、▽袋入りの即席麺が2倍、▽冷凍食品が1.4倍多く売れたということです。
オーケー販促広報室の小川典子室長は「緊急事態宣言後も通常どおりの営業をするので安心してほしい。多くの人に商品が行き渡るよう消費者には必要なものを必要なだけ買うようにしてほしい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB